幻想的な巫女舞と雅楽が、目の前に現れ、時代を飛び越えるかのような不思議な空気感が境内いっぱい漂っていた日。

どこかのテレビ局の方なのかな、撮影中でしたので、静かに、出来るだけ静かに参拝させて頂きました。

淡路島の中央辺りに位置する伊弉諾神宮。

同じ兵庫県に住みながら、ほとんど淡路島を訪れたことはありませんでしたが、先日の出張帰りにもう一度通りたいと思い、午前中仕事を終了させ、ナビをセット。思ったより早く到着することが出来、日帰り可能なんだと今更ながら知り、少しうれしくなりました。よく考えてみると、中学校のクラブの県大会に洲本の学校とか来られていて、今更ながら同じ兵庫県なのに、どうして遠いと思い込んでいたんだろ。

伊弉諾大神の神話、国生み神生み。記されている古事記や日本書紀の時代ですら現代からは遠く、その遠い時代の歴史書には更にその先の遠くが記されている。知らないことがあるって楽しい。

帰路、淡路島の端っこからは、島を囲む向こうの町や山がきれいに眺望することが出来ました。

淡水色の空、深い藍色の海。地球そのものが発色しているかのようで、地球の呼吸が聞こえてきそう。

こんな綺麗な景色を見ていると、自分がちっぽけに感じる。

なんてちっぽけなんだろうね。