このたび、能登地方を震源とする大規模な地震によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

新しい年の始まりの日、当社のある地域も揺れを感じ、津波警報が発令され、日本海側の海岸があるこの地域でも避難を行ったご家庭もありました。暗くなる少し前の地震でしたので、震度をニュースで見てはいましたが、どれほどの被害があるのかなどはなかなか知ることが出来ませんでした。遠くから映っているテレビの画面には火災なのかもと思える映像が見えていて、大きな被害が出ているのではと感じておりました。時間の経過とともに、どんどん増える犠牲者、不明者の人数に、被災地の皆さまの逃げることのできなかった怖さ、助けることのできなかった無念さを遠くからでも感じられ、つくづく自然がもたらす災害の恐ろしさを感じずにはいられませんでした。

寒い季節の避難生活は、とても厳しいものだと思います。被災された方々が、一日でも早く、少しでも安らげる時間が取り戻せることを心よりお祈り申し上げます。

 

当社では5日に社員全員で初詣を行い、今年1年の無事をお願いしてまいりました。年の始まりの恒例行事となっております。早朝ではないのに朝霧が深く、会社から車で移動しながら5社をお参りするのですが、その朝霧がとても幻想的で、霧の粒子が見えそうなくらいはっきりとしていて、空気に漂う様子が美しい朝でした。その後快晴で、きれいな青空が見え、とても心地よい年のスタートとなりました。毎年ですが、昼食で新年会を行い、お酒は毎年出しませんが、社員全員で新年を祝う会食を行いました。

大きな災害から始まった2024年ではありますが、新年などと言えない状況の方が多いなか、自分たちはこうして恒例行事を行えることに感謝することを忘れず、昨年よりも少しでも支えることのできる力を育てられるよう努力してまいります。

どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。