先月末に、駐車場から見えた入道雲。
こんな大きな入道雲は初めてかもと思って、スマホのカメラで撮影したけどサイズ感が難しかった。一緒に写っていた建物には他社の名前が大きく掲示されていて、ここに掲載することは少し問題だと思ったので。
最近、激しい雨が降り、川の決壊などで大きな被害がニュースで流れることが多い中、昨日、弊社の姫路支店へ移動中、播但自動車道の福崎の辺りを走行中に雷雨の嵐に飲み込まれた。溝が無いのに道路を5cmから10cm位の水が流れ、車のタイヤが弾いて側道に跳ね上げる。ハンドルが時々持って行かれそうになり、真っすぐ走らせることに集中しなければならず、60km/h以下でないと怖い状況だった。空は一気に灰色の雲に覆われ、雲の中から閃光が落ちる。その勢いが早く、雷鳴がうねるように空に響き渡った。車のワイパーが自動で反応し、勢いよくフロントを動くけれど、虚しく雨の勢いに視界は遮られる。止まった方が良いかなと思いながらゆっくり車を走らせていたら、姫路市内に入ったところで空が白くなり、灰色の雲は綺麗に消えた。どこへ行ったのか。
帰る頃には青空が見え、水が流れていた道路は乾き、雨水はどこへ消えたのか見当たらなくなっていた。
自然の力に人は何も逆らえないけれど、何かしら対策できるものを常に持ち歩くことを少し意識した日だったと思う。