先日、天皇陛下の『お気持ち』を拝聴し、本当に個人的ではあるのですが、静かな余生を差し上げたいなぁと、心が少しチクっとしました。
私たちには日々、多くの制約もあるけれど、多くの自由も手にしていて、人間らしく生きることが出来ている中で、それらを守る為にほんの少しの自由も手にすることが出来ない方々もあるなんて。私の幸せは、この方々に守られている。
もし、今の時代でなかったのなら、そんなことを考えることすら出来なかったのかもしれない。
日本人として、天皇制が存在する日本の国がとても誇りであるし、良いことも悪いことも含め、歴史が存在するからこそ、私たちは今を生きることが出来ている。泣きながら、笑いながら、それでもここに生きていることに、深く感謝しなければならないと感じました。
ひとりの日本人として、個人的に感じた気持ちです。
ここからは『お気持ち』とはあまり関係ないのですが、御紋つながりで。
先日訪れた福井県にある氣比神宮。門に菊の御紋があり、きれいに清掃が行き届いた、澄み切った空気の格式高い神宮でした。
失礼な所作でお参りすることは出来ないなと感じ(勝手に感じただけだけど)、少し緊張気味にお参りしました。
その入り口にある『長命水』。一口頂いてきました。無病息災、長寿延命のご利益があるとされています。湧水で、この猛暑の中でもとっても冷たく透き通ったお水です。
このお水、天皇陛下にも届けてあげたいなぁ。