
先日、母の口から「花筏」と言う言葉を聞いて調べてみると、散った桜の花びらが水面に流れる様子のことだと、今頃になって知った。
なんて雅な言葉だろう。年を重ねていても、あまりにも知らないことが多く、もう少し母に、自分に教えてほしいことがあるから一緒に時間を歩きたいと思った。その後ろで、だんだん子供に帰りつつある父が無邪気に笑っていた。後どれくらいこの時間は紡がれるだろう。今が一番幸せなのかもしれない。
今年は少し遅めの桜の開花。けれど、みるみるうちに5月頃に咲くはずの花が咲き始め、山々の色が美しく染まりつつある。
今日は雲一つない青空で、立ち止まり、眺めた桜。
疲れた心が晴れやかになる。いつまでもこんな時間を持てるといいけれど。
コメント