今年は例年よりさらに早く1年の終わりがやって来たように感じる。

2025年もたくさんの皆さまとの出会い、再会、別れがあり、心躍るような喜び、残念な気持ち、悔しい思い、心震わす怒り、新たな楽しみなど、本当に多くの感情に左右されながら、それでも自分たちなりに一生懸命に歩いた1年でした。その中でも、私たちを信じ、私たちに掛けていただいた多くの優しい心が、社員一人一人を大きく成長させ、邁進することが出来た源となりました。この先もずっと関わりあえる機会を与えてくださったことに、心より感謝申しあげます。

仕事を面白くするためには、働く者たちが楽しいと感じなければ面白いはずがないのに、その面白いと言う感じ方を他人の責任かのように言う人がいる。自分でその楽しみを感じなければ、どんな仕事をしても面白いはずがない。他人任せの人生を歩んで、楽しいはずがない。全ての仕事が楽しい訳ではない。けれど、よく小説などで少量の毒物(仕事)に魅了される話などが出てくることがあるが、それに似ているような感覚かもしれないと思うことがあって、苦しみながらも、達成した喜びの瞬間は本当に面白い。癖になるのだ。そこにたどり着くには、かなりの時間がかかる。一生かかってもその面白さに気付けない人もいる。その喜びを知らないなんて、なんて可哀そうなのだろうと思う。

自分はその少量の毒物(仕事)に魅了されたのかもしれない。達成した時の喜び、面白さを知ってしまったから、もう何十年も、この仕事を続けることが出来ている。その何十年かで、面白いと思えたことは数えるほどしかないけれど、魅了されることが十分な楽しみとなった。

後輩たちにもそんな経験をしてもらいたいと思うけれど、価値観の違いを埋めることは難しい。それに毒物は時に危険でもある。

仕事の早さではない、完璧に終わらせることだけではない、他人に依存するのではない、自分の力で何かを成し遂げる。そんな人に育ってほしい。

働いて働いて働いて。そんな時代は今はやってはならない。辛いだけではない世界を知らない人に、その喜びをどう伝えるかが自分たちの手腕を問われているのだろう。決まったルールの中で、スポーツのように勝ち抜いて、上を目指すことの楽しさ。苦しさ。それらの先に喜びがあり、面白さがあることを。来年は伝え続けなければならないと思う。

本当は、26日が仕事納めでしたが、来年度に向けた企業としての様々なことが残っており、本日ご挨拶となりました。

今年1年、災害や景気、物価上昇など、多くの苦しみがありましたが、本年を無事に終わることができました。誠にありがとうございました。私たちは、来年度に向けた新たな試みを実施している最中であり、また、皆様のお役に立てるサービスのご提供が出来るよう、益々努力していく所存です。2026年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年が、皆様にとって、面白い年でありますこと、心よりお祈り申しあげます。